巨匠が愛した美の世界 川端康成・東山魁夷コレクション展 [週末散歩]
岩手県立美術館でタイトルの企画展が開催されています。
当日の(7日)盛岡の気温予想は34℃、避暑を兼ねて鑑賞に行くこと
に決定です。
川端康成を知らない人はいないでしょう。
しかし彼は、独自の審美眼で様々な分野の美術品の収集も趣味としていた、
ということは、あまり知られていないのではないでしょうか。
その所蔵品について、その数や種類など未だに全容を把握しきれずにいて、
今日でも新たな発見がある、と言うような驚きのコレクションだそうです。
何しろその中には国宝も3点ほど含まれているのですから・・・。
東山魁夷との交流から彼の作品も多数所持していて、今回展示されています。
当時の居並ぶ文豪(谷崎、三島、太宰等々)との書簡集や婚約者とのハガキ
まで公開されています。(その人とは婚約までしながら、一方的な婚約解消
による破談、失恋、その苦悩から生まれた小説 伊豆の踊子など、)
ほぼ開館から見始めて、その後学芸員の方の説明を聞きながら再度鑑賞して、
その後は常設展で松本俊介の絵画を鑑賞しと、久々に、充実して楽しい時を
過ごしました。
お近くの方は避暑を兼ねて、一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
※展示はカメラ撮影禁止で画像はありません、撮影許可箇所の画像のみ掲載
2017-07-08 16:07
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コメント(2)
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川端康成・東山魁夷コレクション展、豪華な企画ですね。
東山魁夷は大好きな画家で、札幌の近代美術館の開催時には足を運びました。
by cooper (2017-07-09 11:04)
cooperさんへ
見どころ満載で、ほぼ終日館内にいました、避暑にもなったし^-^
東山魁夷が川端康成のノーベル賞受賞記念に贈った「北山初雪」など、素晴らしい作品に触れることができました。
by 風の又三郎 (2017-07-11 13:47)